2018
10.09

私は心の重労働をしている

乃理子

私は心の重労働をしている。

戦後間もなく日本の労働者は体を使い(もちろん頭も使うだろうが)体力一番という時代で、人より長~~~く働けば、人より多くの収入をもって帰れた時代であった。

今はどうだろう~ 今や能力主義が。いや、やはり日本は資本主義社会か。
格差があまりにも大きくなってきている。私は心の重労働を毎日体験して思うことがある。

これから、人間を創ることが本当に大切だと思います。では、人間とは何か?
せっかく人間として生まれてきたなら心があたたかくなることを、創り上げていく事は人間としての醍醐味になるのではないか~

人はひとりでは生きられない。
おぎゃ~と、生まれた時から一人では何も出来ない。
そこに、答えがあるのではないでしょうか?
共生。それは競争ではなく助け合う・支え合う・あたたかく励まし合う。

資本主義のように欲ある人間がもっと欲のある人間となり弱者を顧みない世界。
心の重労働によりヘトヘトに疲れた事で私は思う。

自分が正しいと思い込み、「ちゃんとするべき。」と、
人を叱ったりしていく心向きの人が非常に多いように思う。
ちゃんとする事は本当に心があたたかくなる事だろうか。いや。心にトゲがささる事のように思う。

あなたにとって正しくないと思ったら、その人と話してみたら。
そして互いに良い方向に運んでいく能力を身につければよい。

スピリチュアルも、信者も自分自分自分の考えが正しいと相手に押し付けてくる。
一緒にいても、本当に心は楽しくない。だって、私はいなくていいから。

私の心は? 私の考えは? 一度も聞いてもらった事は無い。
そして、意見を伝えると「ワガママ」と言われる。
あなたは、もっともっと、わがまま。でしょう~。

日本人は我慢強いと言われるが我慢にも種類がある。と、私は思う。
相手の意見を聞く我慢ではなく、相手に自分の意見を伝えていく我慢もするべきと。

私は一度、キレてしまったことがある。
父に「貴様!又、同じ事を言ってるか~~!!」と。
あまりの私の気迫に、信也くんは何か殺気めいたものを感じ、とっさに車から降り、私の実家の玄関を開けに来た。玄関は閉まっていたが、車の鉄板までその気迫は突き抜けていたのである。

この世の女性達よ立ち上がれ!!
汝自身の感情を支配し自分自分の心から卒業し、相手とあたたかい人間関係を築けるよう努力しましょう。
それには、我慢せず言うべきことは言うべき。である。
私も、ひきつりながらの笑顔でも伝えるよう心がけています。
直接相手に言う。周りに先に言うのでは無く。

そして、そして、一番一番大切なのは、言う側の心の中。
「仲良しになりたい」と思いながら。

私は、せっかく心の重労働をしているのだからこそ、人を苦しめる思想には絶対に絶対に染まりたくないし人を苦しめる思想に鈍感になりたくない。そして決して同化させられないよう、その思想と戦う。せっかく、貴方しか持っていない人をあたたかくしてあげられる宝物があるのでご自分で磨き上げてほしい。そうすることで、必ず。人と人とが良い人間関係を創り上げる。

どんなに心が折れそうになっても。心が怒りに染められても。
宇宙からの優しさのテレパシーによって、怒りを沈めて欲しい。

そして「心の一流」を目指して。自分の心も優しく染め上げて。
口角を上げて人から愛される人間になりたいなぁー。

しかし、心の重労働は 疲れるね。

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