2019
07.01

「2018.12.21」

利乃

今日で明石に引っ越して来て1周年になりました。

明石に来てから信也くんの心の中に、私の「心の闇」に対して気になっている事が、ずーっと変わらずあったようだ。その気になる闇が1周年の本日に起こった。

実は、私が母のお腹に宿ったときから、私の命は狙われていた。姉が、お腹の私の事が気に入らなかったことや、おばあちゃんの影響もあり、母はお腹の私を堕ろそうとしていたのだ。そのために母は縄跳びをしたり、裸足で真夜中に神社に石を並べに行ったりしてお腹の子が堕りるよう、頑張っていたらしい。しかし、私の命は殺されなかった。

そして、53年間。私の命は常に何番目であったであろうか~。
いや、命には心には無関心であった「父母の家風」がしみついている。

しかし33年間、信也くんただ一人は、私の命を一番に大切に大切に宝物のように守って来てくれた。
だからこそ、わかっていたのだろう。私が【 生 】きる命を大切にすることより、良い子でいる状態のほうを優先している事を。

その闇を信也くんが叱ってくれた。

そんな信也くんに、私は、何回「あなたとは別れる!!」と、言っただろう。
もう数え切れない。もう数えきれないほど口にした。

今日も叱られてその言葉を口にした。
心の中で、「そんなに信也くんにとって私が悪い子なら、別れよう。」と、すぐに判断してしまう。
もっと良い子を選んで幸せになって欲しいと心の底から思ってしまうのだ。

信也くんに、「幸せになると決めろ」と、言われた時、
そんな事、思ったこと無い。と・・・・。
幸せになる。と決めると思えない程、生命力が弱っている自分に気づかせてもらった。

良い子をずーーーーーーーーーーーーーーーっと、頑張ったら、きっと不幸にはならないと思っていたぐらいだった、、、、、、

これからは、信也くんと幸せになる。
と、まずは祈ってみたい。

信也くんが笑顔になった。
いつ何時、姉と同じ拒食症になるかと・・・闇が深かったようである。

私は しあわせ者である。
明石の1周年は、私にとって幸福になる出発点となった。

ありがとう。

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