11.21
「 心 」
いつもどおり、おそとにでかけた~~
信也くんも仕事を終えて夕食を済ませると、ちょっとでも早く家から私を連れ出してあげたいという気持ちでゴハンを食べるの。そのためか、消化不良だ~~。とお腹をさすってた。それでも海へ行き散歩をする。
もうすぐマンションに着くねー。と、思った瞬間 のぶやくんの足に カメだーー
のぶやくんは、カメを蹴った。カメ?石やろ~これ。と、信也くん。
まだ、のぶやくんはカメに気づかず「 石やん 」と言っている。ちがう、カメや~~~
そして、信也くんが薄明かりの中、しげしげと自分の足元を見つめて・・・・
「 ホントだ! 亀やこれ 」と、驚く。こんな歩道の真ん中に、カメさんが。
さすがは海の近く、池の側。明石!!
わぁーと、びっくりして二人で石になったカメを見つめた
カメは、まさに、手も足も、首も出していない。岩のよう。
私は、大丈夫?とカメに声をかけ話し続けた。
すると、首がニォーと出てきて、どんどん出てきて目玉までくっきり見えた。
手足まで、ニョコニョコと出てきた。
あぶないよ。自転車も通るし、絶対ひかれる。だからこっち、こっちカメさん。
と、何度も呼びかけた。すると不思議、私の足についてくるの。
続けて、私が、「こっち、こっち、」と手をパンパンと叩いて誘導するとやって来る。
池は私の背中側にあるので、うまく誘導出来そう。
こっち、こっち、だよ。と私。カメさんは、懸命に歩道の段差を登ろうとしている。
自分の背丈よりも高い段差を懸命に登るカメさん。コンクリートなので、つるつると滑りよろめくカメさん。
しかし、彼はあきらめない。その場所が滑りやすいことを察知して左側の草が生えている場所に移動。
それでも登れない。3回目のチャレンジで、とうとうひっくり返り、お腹を上向けて歩道に逆戻りしてしまった。
「 あーーー 」と、私&信也くんは、思わす声を上げた。
すると、カメさんは、ピタッとひっくり返りながら止まっていた。
のぶのり(私達)は、頑張れーーーーーー! と声をかけた。
するとカメは、力を振り絞って体操選手のように、器用に手と足を使い体を元に戻した。
のぶのりは、思わず、拍手。パチパチと、手を合わせた。
僕は負けない。という、オーラーを感じた。
そして、草のいっぱい生えている場所を選び、草をクッションにして見事に、段差を登りきった!!
そしてドンドン坂を登り甲羅を草の中に隠し、休憩し始めた。
カメはのろま、では無い。坂を上るスピードは相当速かった。
のぶのりは感動した、知恵と勇気のある彼を「ファイト君」と名付け、さよならした。
バイバイ。私とファイト君のあいだに、深い信頼関係が生まれた。
その私の姿をみていた信也くんは、本当に幸せ。と言っている。
私は誇らしげに「 信頼しあってるもん! 」と、言った。
心って、本当に不思議通じあうんですねー。
私は 心が大好き。
私は 心が一番好き
心のきれいな人になりたい
心が強くて 正義で きれいだと
なんでも 叶いそう
がんばろっ!と
心 心 心 ~ ルンルン
あらゆる生き物の優しさ、力強さ、宇宙からの人間としての生き方を私に見せてくれています。
私の心が私の使い方によって、ベクトルを変えれば、私自身が変われる。
縁のある人達を・・笑顔に。
私の使命
私の自立の心
あなたの役に立てたい。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。