2019
09.08

「魂の詐欺師」

利乃

詐欺とは 嘘のこと!!
相手のことを自分はわかったという人。自分を特別だと勘違いしている人。
いわゆる悟りを開いたという人は公的にも私的にも詐欺師である。

魂にウソをつくと、自分が怒っていても「自分は怒ってなんかいない」と、本気で思っている。
人を傷つけていても、「私はあなたのことを想って言っているのよ」と、勘違いしている人。
それは100年経っても、自分の詐欺に毒されて言っていることに、気づくことが出来ない罪人。

詐欺師に、「わたしはこう思っている」と伝えても、「いいえ、あなたは実はこう思っているはず」と、ウソをまるで真実のように伝えてゆく。

受け身の人間は、それを ありがたい。と。素晴らしい!と。感謝する。
そして上下関係になり、ますます自分の表現を失って行き、みえないものに縛られていく。
そして互いに傲慢という黒ずんだ心に属されていゆく。

自分ことは自分が一番よく知る権利を握っている。自分の人生は 自分が主役だ。脇役になると苦しむ。
自分探しは自分でしか出来ないし、一番の生きる楽しみなのだ。人に奪われる大損失だけはもったいない。

自分が親から洗脳され社会から洗脳され、合理化のために犠牲になったのなら自分で自分を育てるしかない。
自分を一番愛してやれるのは自分だし、その努力をすれば、相手の人生も愛おしく思える優しい自分になれる。

本来あなたしか果たすことのできないあなた!!
なんて素晴らしい主人公なのだろう。

他人を悟るのではなく 自己の足下を深く掘る努力が人のためにもつながる。

1月19日 姉の13回忌である。
姉は 「自らの命に生きよ!!」という言葉が一番わからない。と、一言、言って死んでいった。

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