2019
04.11

「 悟り 」

利乃

毎秒 毎分 毎日 父は信也くんが 自分より高価なものを食べていないか。
自分よりもたくさん食べていないか。を 見に、信也くんの夕食時、リビングにやってくる。そして、テーブルの上の信也くんの携帯や持ちものを自分の手でわざわざ触り、自分の置きたい位置に動かす。

そして、母は自分をより賢くよりよい人間に思わせるために私の陰口を父に言い、私を踏み台にして己を保っている。

この世界は いったい なんじゃらほい と 思う

これだけは 我慢できないと思う言動に遭遇しても、冷静にならなくてはいけない。
と、自分を鼓舞している。

私の人権闘争である。
人権を大切にすることを 彼も彼女も自分が全てだから、学ぶ気はないようだ。
私は学ぶ。人権の大切さを。そして 感情を冷静にして自分を最大限に信也くんを最大限に守ることを。

耐え勝ち。
耐え勝ちのあとに栄光あれ。と願う。

これだけは はっきりとした。
私は自分の感情に飲まれることは非常に少なくなるという事だ。

これだけの訓練を受けているのだから。
私は より冷静になることは間違いないという事を悟った。

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