2018
10.27

うまくすることばかりの日常生活

利乃

うまくすることばかりの日常生活

環境を整える事が一番で、整えることばかり熱心な父母の日常生活。
今 今 今 が全ての優先であり、全ての反応である父母の生活。
そこにエクスタシーが感じられなかったら、全て相手のせいになる攻撃性。
いつも怒りが湧き出てくるようである。

そこには、自分に勝つ。自分に負けないで自分を励ます。といった、自主性が全く生まれてこない。
なぜなら 「母さんは素晴らしい」 の一言で。「母さんは優しい」 のニ言で。
全てが子供のせい”となり、環境のせい”となり父母の心はいつも受け身となり、ますます、父母自身は不安をつのらせ相手にも不信感を感じている。

強信者である父は、母以外の人間に対して全て不信であるため家族である私達さえも信用せず、「うまく物事をする事」「うまく毎日を暮らす事」のみ”を要求してくる。強信者は、私達の日常あたりまえの行動にさえも、「何しとんねん。」と、不信感をつのらせた妖怪のような声を出してくる。彼らのスムーズな日常は、皮肉にも私達を苦しめる。

同居するにあたっての約束を、いとも簡単に「忘れた」と言いながら生きている。二人の顔は、やはり妖怪のように見える。それは私だけでは無いようだ。信也くんも、「そう感じる。」との事だった。

結局、うまくすることって、欲なんだ。
エゴと「欲」やはり、それは人間性を失っていく魔物である。一番にもってくるものではないようだ。
せめて二番か三番か。今の私にはよくわからないが、ストレス発散程度が良いように思う。

うまくいかない人生は、実は未来に向けての「勝利の因」を積んでいるのだと気付く。
うまくいかない事”は悩みとなり苦しみとなるが、その事により、頭だけに頼っていた自分から自己の内なる力=心を使うことになるから、未来の勝利への「因」となる。

心は、温かいものである。
その心の温かさを使い始める事になるから、勝利の因となる。
おぎゃー!と、産まれた赤ちゃんがお母さんを見つめるお顔。手をきゅーっと、握りしめてくる力がすべて心と心のテレパシーを使って生きる楽しさを、喜びを実感させてくれる。

なんと不思議な目に見えない信頼テレパシーなのであろうか~。

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