02.21
「悟り」
自分と相手の間に苦しみの関係性があっても、その苦しみを自己の成長へと変える事が出来る人。
その人は、小さな事柄に飲み込まれずに、「全てこの苦しみにも意味がある。」と捉え、自己闘争に入ることが出来る。
己自身の心の限界との戦いに入る。
私の心を 私のもうひとつの心で奮い立たせ 苦しみによってどうしようも無くなるぐらいになっている心が善になるよう。息が出来なくとも なんとか善という空気を取り入れるよう、もがきながら祈り続ける。
その自己との闘争は、私の生きている証となろう。
この勇気は 必ずや 己自身の魂を輝かせる。
明石に来て11ヶ月 私は親孝行をすることが出来ている。
先日、母の一凶である、おばあちゃんの影におびえる命を、私の慈悲の心が受け取った。
そして、必ずや彼女の潜在意識に、安心だよ。怖くないよ。という、テレパシーを送る。と。
そう決めた日から彼女は本当に変わり始めた。性分というものは、変わらないが、私に対して敬意を払い始めた。本当に不思議である。
そして、本日11月9日、父も私に対して敬意を表し始めたのだ。
母に対しては、私が、一個人として出来ることであっても、父に対しては社会性を伴う関係性での事なので、一個人としての私は、なかなか、一念が定まらない。
しかし、昨晩、魔術師ノブヤが、私の苦しみを察知して教えてくれた。
「ノリちゃんは、一個人を解決することだけを望んでいるのでは無く、社会全体を変えていきたい。と、強く望んでいるからだと思う」と。
「父親は社会性を育てる役目があるから。その父に対して、お義父さんだけの個人的な解決だけに、自分の気持ちを落とし込むことが出来なくて苦しんでいるように思う。ノリちゃんのすてきなトコだよね。社会という広い視野から物事を感じるのが。」・「だからお義父さんの潜在意識に、どうテレパシーを送ったらいいか。と、苦しんでいる」と。
私は定まった。 父に社会と関わる事の大切さを。と、祈ります。
すると、本日 父が私のそばから離れたがらないのである。
父は、56歳で仕事を止め、ずーーっと、遊んでいる。現在88歳である。
私が小学生のころ、父は英語を習いたいと母に頼んだが、「止めてくれ。」と母に言われ、二谷英明塾もやめてきた。自分のやりたい事を全て諦め、母に人生を合わせてきたのが、父である。
私の慈悲の心に、ピーン!と触れた。かわいそうだなぁー。と。
そのテレパシーが彼の魂に光を送ったのだ。
ノブヤくんが、【 私から離れない父 】の姿を見て、涙を溜めながら、「ノリちゃん、勝ったね。」 と、言ってくれた。そのあたたかな、ノブヤくんの顔を見て、私の心は、大きく充実している。感謝いたします。
私は被害者ではなくなった。
被害を自己の鍛錬によって、宝物に変えることが可能となった。
二度と不幸が起きませんように 祈りつつ。
ひとりひとりの家庭が幸せでありますように。
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