「罪悪感」

利乃

昨晩、ノブヤくんが「のりちゃんのブログを読んでた。本当につらかったなぁー。」と、散歩しながら語り始めた。「特に、罪悪感を植え付けられ洗脳されたところが・・・」と。

私は、胸が苦しくなり、呼吸がハァハァとなりだした。フラッシュバックし始めた。子供の頃、いや大人になっても、姉の「りえちゃん」と、こんな事を話していた
↓

「パパ・ママはやっぱりいい人で、なんだか自分が悪いように思う。」と。
姉も私も同じ思いでいた。私もやっぱり・・そう思う・・・。　

「乃理子は、やっぱり悪い子」・「お前が悪い」と言い続けた父。
彼を悪魔に今でも思うし、悪魔と断定する。

日常の中で起こる母に害を与える事柄・感情の全てを、「子供のせい。」だと責め、父は、「お前が悪い」と、私の息の根を止める。息の根を止める事だけに飽き足らず、私の死に顔にまで悪魔の息をかけつづける。

私は、やはり涙が溢れてくる。絶対に泣きたくないのに、怒りの涙が出てくる。

次の日、魔術師ノブヤに聞いてみた。どうしたらよいのだろう。と。するとノブヤくんは、「罪悪感は幻。真実では無い！！」・「不正義のまぼろしに苦しむ必要は無い。真実ではないのだから。」と、言った。

私は不正義が大嫌いだ。
だから不正義に洗脳された乃理子は、正義の真実を求めて必ず、反転攻勢の力をつけて洗脳されている人を励ましていきたい。利乃に変身して。