2018
10.30

反応の怖さ

利乃

反応の怖さ

「人は1日のうちに八億四千念あり」と言われる心の変化があるそうだ。様々な縁によりその度に変化する心。脳科学者も心理学者も自律神経という働きが、己の体の調節をはかっている。と、述べている。自律神経は心と深く関係しているようだ。

心拍数・血圧・呼吸・血管・分泌腺・全ての臓器

なぜこの話しをするかと言うと、こないだ、父の「しゃっくり」が止まらず、胃腸もダルマのようにパンパンに張り胸も苦しいと訴え始めた。そう、症状が起こる数時間前に、母が父に怒りを爆発させていたのです。いつも、父のしゃっくりや胸の痛みが起こる前に、「必ず」といっていい程、母が父に対して凄まじい勢いで怒りをぶつけているのです。

私も小学生までは、喘息をしていました。呼吸因難。
人間の体は、どうやら心と深く関係しているようだ。

知識が浅い時は、食べ過ぎとか新居のハウスシックのせい。
と判断するが要因はそれだけではないと、今になってよくわかる。

自分の弱さを見つめずに、思っただけ。言っただけ。と、
相手の気持ちも考えずに、やりたい放題していると本当に不幸である。
人間だけが自分をみつめ反省することが出来るのに、わざわざ獣になってどうする?

彼女の心は 彼の心は なんの悪気も無く、ただ反応しただけ。反応を言っただけ。だと・・・。
又は、世間では「本意を知れ」という人が、もしかしたらいるかもしれないが・・・。

人間になるには、進化しなければ無責任である。
技術とか知識とかの事ではなく、心と心を紡ぐ方法を磨かないと被害者の心がつぶれてしまうから。
心がつぶれたら、体がつぶれる。 体がつぶれれば・・・死んでしまう。
私の姉のように・・・・。

人間が一言を発するのに、「九思一言」という教えがある。
私はそこまでは、とうてい無理であるが、2つ以上は考えて話したい。
そうでないと、人間としての幸せが自分に還って来ないという道理を知っているから~。

しかし、権力者は相手の事など心など 「知らん」」=父の名文句。を、モットーにしている。
権力者のしごとは、人の人生をコントロールすること支配すること。
勝ち組という言葉が一時期、流行った。そこにはシステムに組み込まれた負け組の存在がある。
それは権力者側に全てをコントロールされ、受け身にさせられる人生となることなのではなかろうか。

そうなると、先程の自律神経はきっと悲鳴を上げるだろう。
名前が『 受律神経 』だったら、結果は違っていたかも!??しれないが。

話しがそれてしまったが人の人生は、ご縁のある方々と協力し合って生きていくことが大切に思う。
それには、お互いの努力が必要だし、思いやり ~ 宇宙からのメッセージのように温かさが必要だと感じる。
そうでないと、加害者が勝利者となる人間世界をこのまま、続けることになるし、未来がかわいそうだ。

そのためにも反応という浅い知識に振りまわされず、深か~~~~~~く
己を創ってゆきたいと思った。

私の姉は、体重が18Kgの時、一文字を色紙に書いた。
その文字は、【 愛 】 であった。

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